ゴルフ中毒、ベンチプレス120㎏のデブマッチョ米国公認会計士のつぶやき

日本人に馴染みのないテキサスで会計士として働く様子を書きます。

11月9日

11/9/2018

初ブログという事で軽く自己紹介します。(少し長い気が。。。)

中学生時代に、勉強が嫌いで、絶対大学受験はしたくない、でも、めんどくさがり屋なので、肉体労働は嫌だ。なので受験をせずに、地方国立大学に入学するため、指定校推薦のある高等専門学校に入学。ほぼ校則のない学校でパチンコのイベントがあれば、生徒が授業に来ない。二日酔いで学校を休む生徒が多い学校。なので、誰も大学進学を希望せずにすんなり、国立地方大学に指定校推薦で入学。中学、高校、大学と勉強をせずに、とにかくバイトに励み(肉体労働、厨房、販売員)、思い付きで、アメリカの大学院に入学しました。

MBA取得後は(1)販売員のバイトが楽しかった(2)世界中に飛び回りたい(3)給料が出来高で決まる(高校から大学院まで奨学金で払っていたので卒業時には相当金額の借金―笑)と理由で、米国商社に就職。4年半、1年の40%を海外出張、米国出張でほぼホテルで過ごし、運動もせずに4年半接待を受けたり、接待を行ったりで、体重も90㎏体脂肪率も28%を超えたとこで、次なる挑戦を求めて、Big4の門戸をたたき、米国公認会計士の資格をとり今に至ります。

元々はシカゴで監査を始めたのですが、また思い付きで、夫婦でゴルフ中毒、息子には将来プロゴルファーになって欲しいという理由と日系企業が増えそうな土地ということで、社内異動を希望してテキサスに引っ越してきたばかり。私は商社マンとして働いていたので、会計知識は、他の同期に比べて低く(同期はみんな有名大学を会計専攻で成績優秀で卒業した人ばかり)、シカゴ事務所では本当に色々な方にお世話になりました。今、自分が監査シニアになり、自分の入社時レベルのスタッフがチームに入ると、僕にやさしく接してくれた上司のように自分ができるかは、正直不安(笑)

監査をシカゴで3年しましたが、本当に勉強になりました。日系企業の監査、米国上場企業の監査、アメリカでIPOを狙う企業の監査など経験させてもらいました。この辺はやはりBig4ならではの経験が積めてありがたいです。色々ありますが、3年間で得られた内容で特に良かったのは、

  1. 仮説―検証―修正―仮説ー検証―結論 
    1. この考えた方の理解、実践が少しできるようになった。
    2. これはゴルフのスイング、筋トレ、料理の腕前向上にも応用でき便利
  2. 会計基準のリサーチ
    1. 経理10年、20年経験者が質問してくるよう会計基準のリサーチも少しできるようになった気が。。
  3. 一般的会計知識の増加
    1. CPAは平均点90くらいは取れたけど、業務をしながら思うのが、試験レベルの知識では全然業務にならなかった。。。監査パートナー/マネジャー(会計のスペシャリスト)に色々と、自分の書いた調書をチャレンジされ、それを対応してく中で、学校の試験とは違い、勝手に知識になります。
  4. 柔軟性 
    1. クライエント、上司、部下が2か月3か月事にかわるので、その場で対応する柔軟性はついたと思います。
  5. 業界知識
    1. 監査の業務で、クライエントのCEO,CFOとのやり取りもあり、色々と業界、経営の事を勉強させてもらえます。

テキサスではこれまでお世話/キャリアのサポートをしてくれた上司もおらず、不安ではありますが、これまでのような素晴らしい出会いがあることを期待し、しっかり仕事をしようと、ベンチ225lbを10回3セット行いながら思いました。